Yシャーシが目に付いたんで撮影してきたw
ウチのCPには入って無かった。堪忍して〜




キングピン
とても丈夫。 

キングピンの取り付け位置は、奥のものと手前のものがある。
40F3軸やMGシャーシでは深差し(奥)が普通。
浅い位置、前よりだとヘッドを深く折り込める。
トラクターヘッドの後ろに飾り板が付いてると深差しは特に注意が必要。

カプラーの取り付け位置もカスタム可能で、前より、後ろよりに付いてる車両がある。
ヘッドを乗り換えた時、確認しておきたい。




足巻きハンドルら辺



この脚と下のプレートを連結してる丸い筒が無いことが以前あったw
先様にデバン後に繋ぎに行ったら無い。誰も気が付いてなかった。
落下したら事故になるかもですよw;



このリフレクターが無いと車検の上で問題です。走っちゃダメですw


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シャーシがどうなってるかよく見てみましょう。
といっても、殆どブレーキの話です。

ワイヤー式の非常ブレーキのシャーシ

ブレーキチャンバー
太鼓みたいなものから棒が出てます。
これが伸び縮みしてブレーキが作動します。

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エアタンクの前方にあるのがエマージェンシーリレーバルブ。
この中が気圧変化で生じた結露が凍結してしまうことがあります。
シャーシを繋いだ時にエア漏れ音がここからずっとしていて
マキシが解除されないなどの事があります。
そういう時は5分くらいほっとくと直るかも知れない。
駄目だったら、お湯でもかけて凍りを溶かさないといけません。

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板バネが錆びてますね。
特に付け根の部分ですが、この錆びてるところから折れることがあります。
車両整備の時はここにもグリスを塗布します。
ドライバーが点検する時は、ここが折れていないか見ると良いとおもいます。

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レバー上の部品、名前は知りません(´-∀-`;)
これとチャンバーから来てる棒の付け根はネジが切ってあって、ナットで止めてあります。
ここの突き出し量でブレーキの掛かり方が替わります。
ブレーキが張り付いてるとか、ライニングとシューが減ってしまって
利きが悪い時はここで調整します。
タイヤが何処か一箇所だけ回っていないという事が時々起こります。
そういう時はここをいじくったりすると直ったりします。
故障の原因が別の可能性もありますから、一概には言えませんけど。

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まあ、ドライバーはあんまり手を出さない方が良いです。
ただし、出先でニッチもサッチも行かない時は整備の方から
何処何処を弄ってくれ、という指示が来るかもしれません。
そういう時はここかもしれないので、構造を知っておくと良いと思います。

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これは非常ブレーキをワイヤーで締めるタイプのシャーシです。 
普通、台切った状態では停車ブレーキは掛かっていません。
ワイヤー式のマキシの場合、ハンドルを回してブレーキが掛かった状態にします。
ブレーキが掛かった状態にする為にはワイヤーをキンキンに張らないといけません。
結構大変な作業です。
坂道などで台切らないといけないような場合にこれを行います。

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普通、シャーシプールに台切る時はブレーキが掛かってないので、
嵩上げしててキングピンがカプラーを押してるような状態だと、
ズルズル後ろに下がって行く事があります。
連結したのにそのままバックを続けると、ズルズル脚を引きずって後退してしまいます。
後ろに他のシャーシが無かったり、輪留めの無いところでは、
そのまま後ろのガードレールや他の車両に激突する事があるので気をつけましょう。


エア式のマキシのシャーシ


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ホースが多く取りマワシが複雑になってます。

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リレーエマージェンシーバルブに袋が被せてあります。
これは凍結防止用で被せてあります。

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この辺はだいたい同じですね。


怪しげなユニットを発見。
コントロールユニット。 EBS、EBS+ABSとかあるようですね、調査中~
電機溶接する時は、車体にアースするのでこのユニットの中身がショートする危険性があります。
取り外して溶接してください、とシャーシに注意書きのプレートが付いてるものもありますね。

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さて、この太鼓から出ているホースを針金で縛ることがあります。
チャンバーの中のダイヤフラムが破れて空気が漏れブレーキが掛かることがあります。
走行中でもそういう事がありまして、私も一回走行中にタイヤをロックさせてタイヤスモークを
あげてしまったことがあります。
予備知識があれば、その前に停車して処置したんですけど、その時は知りませんでした。
エア漏れ音が激しくでるので一般道を走行中なら気が付くことが出来ると思います。
私はその音には気が付いていたんですけどね、、、、
幸い事故にならなくて良かった。

シャーシダイアフラム

これは頂いた画像なんですが、こういう具合に縛ります。


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ABSのケーブルを繋いでみた。

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トラクターヘッドの側にこんなのついてるのを見たことありますか?
前の会社の後輩に確認したら一年半か二年やっててこれを知りませんでした。
グラプロだと固定ソケットに刺さったままだし、
ギガだとホースを取り外して車内の収納して帰宅しる仕様になってるので、
ABSケーブルを道具箱に入れたままにしてある事が多いです。
だから教わっていないとその存在さえ知らない人が結構居るのじゃないかな。

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ソケットから抜いて先端を持ち上げている図です。


固定の金具を右下の丸い突起に引っ掛けます。

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悪天候、雪や凍結路面でEBSに頼ってブレーキをガッツリ踏んだり、
排気ブレーキとリターダーを利かせているとジャックナイフに成ります。

ABSケーブルも繋いだ方が良いと思いますよ。
港や関東で行動してると、これを繋いでも効果が全く分りません。
以前、数日間実験してみましたけど(;´∀`)

ここからは冒頭の動画をリップした画像です。

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この破けたダイヤフラムは極端に汚く大きく裂けてますねw
私が経験したこのダイヤフラムの破れは、良く見ないと分らないくらいでしたよ。

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重いの積んでバックしてる。
タイヤが歪んでる。後輪の向きに注目。
詳しく書けないがXXトン。


Uターンについて。シャーシついでの話。

セミトレーラーは急な腰折れ角度でUターンする事が出来る。
Uターンする時は普通、20Fなら三車線、40Fな4車線ないと厳しい。
それより車線数が少ないところでもやろうと思えばやれない事はない。

しかし、リスクがある。
Uターンのモーションの途中で「後ろに引っ張られる」からだ。
まず見て分るのはタイヤが歪む。一個のタイヤだけ八の字シャコタンみたいに見える。
実際は、それぞれのタイヤが歪んでいるだろう。
見て分りにくいのはサスの沈み込みも軸ごとに多少違うので、
軸とサスが歪んで若干姿勢がおかしくもなる。
フレームもシナル。

この歪みが展(の)びようとするので、エンジンの回転数が落ちたりすると
後ろに引かれる力に負けてエンストしてしまうことがある。
3速の反クラッチなんかでやったらかなりまずい。
三軸シャーシではこの反発力が大きくて分りやすい。

40Fを引いて県道片側二車線の交差点でUターンしようとすると、
お尻を大きく振るが、ターンの切り出した時よりも相当大きく外に張り出してしまう。
歩道の上の人や電柱や標識のポールに当たる可能性が大きくなる。

海コンはお尻をフル量が少ない。
トラックの乗務経験が長いとそれは分っててもハンドルは切れない。
でも、Uターンの時などは相当お尻を振り出してしまうという事は頭に入れておきたい。
20Fでは最後尾のタイヤから殆ど張り出しが無いから気にしなくて良いかというとそうじゃない。
20Fでも後ろに下がってしまうことがあるのだと。

先日ツイッターで、ベテランのドライバーの相互フォローの人と話してたら、
そういうUターンでシャーシが曲がってしまうと教わりました。
シャーシでよく曲がったものがあって、後輪がトラクターヘッドのタイヤ面より
右や左に数センチずれているものがある。
こういうのは実入りコンテナを乗っけて反対方向に強引なバックでシャーシプールに
二、三日入れておくと捩れて直ったりするそうです。

そういう事もあるので、強引な角度でホーム付けする様な場合、
当然だけど、ホームにつけて切る前に、
一回前進してタイヤ周りのよじれを解消しないといけませんね。

もう一つUターンで気をつけたいことは、タイヤが減ってしまうことです。
トラックの後輪は舵角がつかないので「引きずり」という状態が発生します。
トレーラーや大型トラックが交差点で曲がる時にタイヤ痕を路面に残すことがありますが
消しゴムみたいに削れていきます。
タイヤが回ってないと、一点だけが片減りしてしまいます。
スタッドレスやミックスタイヤのようにブロック上のパターンが刻まれているタイヤだと、
ブロックがごっそり無くなる事もあります。
場合によってはタイヤバーストしてしまいます。

わずかでも前進してタイヤが回ってる状態でターンするのが望ましいですね。
そうは言っても激狭な倉庫や配達現場では急角度で定角旋回が必要な時もあります。
そういう事を頭に入れてやっていきましょう。

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おまけ

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盗撮してきたんであんまり詳しく見てないけど、キングピンの錠だと思います。
キングピンにこれを被せて鍵をかけると、トラクターヘッドはシャーシを引けなくなります。
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これはコンテナのツイストロックの穴にジョイントするものです。
これを付けてコンテナを重ねると風で倒れにくく成ります。
空バンプールに下りてクリーンバンの中を確認しようとして車を降りて
トンボの近くに行くとこれが頭の上に落ちてくるかもしれませんよ?
トンボがシャーシにコンテナを乗せようとする時にこれがコンテナ下部についていることがあります。
ヤードやバンプールによって違うけど、近くに地上要員が居なければドライバーが外してあげて、
近くに放り投げるか、トンボの乗り降りする所の籠に入れてあげます。

テナーレーンなんかにいろと降車時にヘルメットなんて居るの?と思います。
でも結構、コンテナの上には何か乗っかってることがあるようです。
バンチェックの時にそういうのを取り除いてる事がたまにありますよ。

またテナーのスプレッダーからグリスの塊がボトボト落ちてくることがあります。
ヘッドの天井がグリスで汚れている事がありますからね。
ヘルメットは大切です(`・ω・´)b

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エアチャックからのエアー漏れに思う個人的感想。

下図:新米ドライバーがやりガチな画像。
(チャックをガムテープで二周ほど巻いてます。やりすぎ。普通は、一枚貼って終わり。)


エアチャックのゴムが劣化し、エア漏れを起こしたままになってるシャーシは多いと思う。
レンタルシャーシなんかでも、そう頻繁には交換してないと思うのでそう感じます。
勿論、ちゃんと整備してる会社で頻繁にゴムを交換してる会社もあるでしょう。

「此処からエア漏れをしてたら走行中にエアが足りなくなり、
非常ブレーキシステムが作動しスプリングブレーキがかかって激しい急ブレーキになるんじゃないか?!」

新米海コンドライバーだとそういう心配をしてしまう。
先輩ドライバーに半端に対処方法を教わって覚えて、
ガムテープをエアチャックに貼ったり、巻いたり、コンビニ袋を被せて
中心にボールペンで小さな穴を開ける。

そう教わり、片っ端からガムテープをグルグル巻いたりする人が居ます。
これは良くありませんから、やめましょう。

何故ダメかというと、エアチャックを外すと分かりますが、
ボールペンで開けた小さな穴が、大きく裂けているのを確認出来るはずです。

この大きく裂けた時に、破片がエアホースを塞いだり
エマージェンシーリレーバルブを詰まらせる事があります。




整備側にして見ると、此処が詰まって作動不良を起こしたり故障する方が問題だと言ってましたよ。

じゃあ、絶対にやるなというとそうでもありません。

具体的にどの程度でガムテープを巻くとか言い難いのですが、
例えばコンテナの搬出受付やアウトチェックの数分の間に
エンジンを切って、エアタンクが空になる程か、
それ以上のエア漏れをして居たらガムテープを巻くとか対処して良いと私は思います。

ガムテープを巻くとか教えてる先輩風な人は多いんだけど、
程度とかを教える人は少ない。リスクもね。
上の事例の写真は、私がちゃんと教えていないかった、
説明してなかったのかもしれない。

ガムテープを巻くようなエア漏れがしていたら、
もうシールゴムを直ぐに交換したいが今直ぐには出来ない、そういう時でしょう。

交換する為の知識と在庫がある人がガムテープを巻くとかの方が望ましい。
それがない人や判断できない人はホウレンソウ止まりで良いと思います。

トラクターヘッドのインジケーターのエア圧ゲージが減る一方だとか、
エンジンを止めると直ぐに非常ブレーキがかかってしまう、
そんな場合にはやって良いと思います。

エア圧は消費量以上の供給量が有れば殆ど問題ありません。

個人的な感想ですがね。




ガムテープを巻きまくってた後輩にシールゴム交換を教える。



シールゴム、正式名称は知りません(; ´ ∀` )
こんな形をしてます。
劣化すると硬くなるので取り外すのに力が必要です。

ゴムに鉱物系グリスは相性が良くない。モリブテンはゴムを硬化させて劣化を早めてしまいます。
ブレーキのダストシールとオイルシールにはシリコングリスを使用しますがシリコン系は水溶性です。

この辺のものが無ければ、新品をはめ込む時は水で濡らすと多少良くなります。



特にテクニックは必要ありません。
シールゴムの交換をドライバーにやらせる会社もあるし、そうじゃない会社もあります。
特に必要なスキルじゃないけど、交換を要請すると、こういう作業で大した時間はかからない事が分かるでしょう。

それを踏まえ、ガムテープを巻くのか必要ないか、判断して欲しいと思います。



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シャーシの大きな特徴の一つを書いてません。
タイヤの軸に「デフ」がついてません。
内輪差外輪差の回転を補正する機構の装置なんですが、
これが無いのでタイヤと軸に大きな負担がかかり、
時には捩れた反動が出て予想外の挙動が出たりします。

デフについて知ってる人には説明が要らないと思いますし、
知らない人に簡単に説明するほど私に知識が無いので避けていました。
まあ、デフが無いのです。
気になる方はご自身でテキストを探してみてください。


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トレーラサービスニュース1-30(PDF/12.75MB) - 日本トレクス株式会社
トラクターカプラ故障原因



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2016.11.04
なんとなくシャーシの高さを測って海コンの車高を計算してみた。

後ろ









後ろは118〜119センチ。
前は121センチくらい。
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1フィート
約30.48
1インチ
約2.54cm
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9/6 クンロク ハイキューブ
274.32+15.24=289.56cm

カプラー面の高さ(シャーシの高さ)が118cmだとして合計で

9/6積載時の海コンの車高は
407.56cm 前後
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8/6 = 259.08cm

8/6を積んだ時の海コンの車高は
377.08cm 前後
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実際にコンテナをシャーシに積載した時は、サスペンションが沈み数センチの誤差はある。
コンテナの個体差もあるだろうから、上の数字は目安という事で。

海コンのトラクターヘッドとそれ以外の業種のトラクターヘッドではカプラー高に違いがある。
海コンのトラクターの方が他のトラクターより5センチ前後低い。
海コンのトラクターを中古で買った場合は、スペーサーを入れてカプラー高を高くする必要がある。

低床シャーシもカプラー面が高いので、スペーサーを入れて高くしたトラクターか、車高調整して走れるオプションを付けたトラクターヘッドでないと引っ張れない。

中古で海コン以外のヘッドを買った場合や、色んなシャーシを引っ張る海コン専門じゃ無い会社のトラクターヘッドで海コンをやると、クンロクを積んだ時に4.1mの高架はくぐれない。
要注意ですよ。

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2017.5.18

ランディングギア解説動画。






カプラの内部構造解説動画