最終更新日2018.11.13
SNOWと書いてあるが、これはスノータイヤではありません。
スタッドレスタイヤと抱き合わせ可能なタイヤの表記です。
「ミックスタイヤ」なんて言いますね。



SNOW と表記してるミックスタイヤの目的。

トラックにスタッドレスタイヤを装着するとする。
後輪がダブルタイヤだと3軸のトラックだとして、
10本のスタッドレスタイヤだとコストが非常に高くなる。
そこで、ダブルタイヤの内側はスタッドレスで無くても良いですよ、という特例がある。
冬タイヤ、チェーン装着指定になっているような場合ですね。

ダブルタイヤの内側がスタッドレスでは無く夏タイヤという事でも良いわけですが、
タイヤ外径が合いません。
(夏タイヤって書いてますが、規制には合わせて作られています。
意味を強調する意図で夏タイヤと私は言ってます)

そこで夏タイヤの深溝が必要になります。
それがミックスタイヤです。
コンパウンドはスタッドレスでは無いんですね、お安く作れますよ〜

という事、ミックスタイヤは排水性は高いものの、夏タイヤです。
ネーミングと表記が紛らわしい。

溝が深いせいか4トンに乗ってた時、
全タイヤスタッドレスから全部ミックスに入れ替えられた途端、
特定の速度域でチャタが出たり、剛性感が落ちたなと感じました。

取り敢えず、これで雪道は安心なんて思わないことです。
雪が降ってきたら、即チェーンを装着ですよ。


ちなみにこの写真の右に16.P.R.と表記してあります。
これは16プライレート、16プライなんて通常読みます。
プライレートとはトラックタイヤの対荷重の目安で、
タイヤの積層構造の数に関係してます。
単純に大きい方がより重いものに対応しているという理解で良いと思います。

北海道のスノータイヤ

記憶の頼って書くので間違ってたらすみません。
時々ネットで調べるけど出てこないんですよね、、、、

北海道に行くと普通自動車向けのスノータイヤというのがありました。
15〜20くらい前に函館に引っ越した先輩の所に正月に遊びに行ったら、
彼のタウンエースがそれを履いてました。
バルーンタイヤというのかなんなのか、すっごい丸っこいタイヤでしたよ。
スタッドレスとは違う、深雪用のタイヤという話でしたね。

良いテキストがありましたのでリンクします。
⬇︎
行列のできるトラック相談所



追記2018.11.13
国土交通省 ポスター・チラシのPDF集

おしえて!雪ナビ

一部抜粋

抜粋1
1542112162397

抜粋2
1542112084363
国土交通省というお役所が調べて発行してるのだから
写真ではスタッドレスのタイヤパターンだけど
「SNOW」のミックスタイヤかもしれない。

「3トン車」、ニュースでたまに聞くけど
トラックドライバーの間ではそういう認識はない。
積載重量を見て運送業素人の報道関係者がそう言っている。
言葉の定義というのは大切で、スノータイヤも国交省のようなお役所が
もう一度定義して周知していただきたい。

1枚目の写真ではスノータイヤと書いてるけど、
ミックスタイヤの事を言ってるのか
北海道で売ってるタイヤを差して云ってるのか判然としない。

この二つの画像はそれぞれ別のPDFで
書かれた時間と地域に大きなズレがある。
おそらく担当者は全く違う。

関東で雪が降り高速道路のチェーン規制がかかると
ミックスタイヤでは料金所を通過できない。
公団のパトロールに追い返される。

二枚目の写真では普通タイヤは危険だと書いてるけど、
チェーンをつける事の重要性の方が大きく書かれている。
私の解釈では社員教育の問題で、
このタイヤならチェーンはまだつけなくていい
と思ったのかしらん?と感じますね。
上司が「スノータイヤは大丈夫だから行けって!」
ということが車のサイズを問わず2トンから大型牽引まで
各会社で非常に多いですからね。

「素人のくせに余計なこと考えるな!」っていわれたら
「お前は余計に考えろ」と言い返したいところだ。

こういったPDFを各社は印刷し、各ドライバーに配布して
社員教育に役立てて欲しいものですね。