MG(発電機)の使い方


MGをいきなり使えといわれてもねぇ。

各社で色々なタイプがあります。

要点としてはスロットルを引いて発電機の回転数を上げっぱなしにして、

十分な電圧を継続的にリーファーバンに送るという事です。

電圧が不十分だと、コンプレッサーのファンが回らないかもしれませんよ。


165
(リーファーのコンプレッサーのファン)


MG

エンジンをかけて、
スロットルを開けたままにする。

レバーを引っ張って回し、その長さを固定できないなんて場合は

クリップでも挟んで元に戻らないようにしましょう。


162

(MGのスイッチ部にスロットルレバーが付いてるタイプ)


エンジンの回転数が上がると
発電量が増えてボルテージが
450ボルト位になる。


163

(MGの電圧計)


このくらい電圧が上がるとリーファーの室外機の
ファンが回り出して熱風が出てくる。


164

(リーファーの温度表示)




これをやらないと夏場はヤバい。
生鮮食品のみならず、揮発性の高い薬品や熱に弱い精密機器など、気をつけましょう。

VAN詰めに向かう場合は、倉付けする前に予冷しておく必要があります。

例えばマイナス30℃指定だったら、夏場だったら30分とか1時間前から

発電機のエンジンを始動すると良いんじゃないかな。

VAN詰め中は中に冷気が猛烈に出るので発電機のエンジンは停止です。


---------------------------------------------

MGの燃料の残量を確認するのは、


MGシャーシにリーファーバンを積んだ時

MGシャーシを使い終わった時

その時に必ず確認すると言っても過言では無い。

積み置きし一晩寝かせた実入りリーファーバンで長時間使用するなら

出発前に燃料の確認をしても良いくらい。

----------------------------------------------

今の会社のMGシャーシ、MGのエンジン回転数はスロットルを引かなくても設定されているので

459ボルト前後は発電してます。

さっき読んだら上の文章の中で4400と表記してましたが、間違いです。

訂正して追記しお詫びします。


---------------------------------

2016.10.7


MGとは何か?wikiで見るとモータージェネレーターという事に始まり色々書いてます。

文系の人にはサッパリ分からん話ですなぁ〜 

鉄道好きの人ならよく分かると思います。寄稿者は鉄オタに違いない( `-ω-´ )

要するに1970年代以降は廃れたモーターと原動機を組み合わせたものです。

発電容量は400ボルト以上です。


普通、日本の家庭では100ボルトを使用しており、工場などでは200ボルトを使用しています。

1990年代、私はバイクの整備の為にエアコンプレッサーが欲しかったんだけど、

200ボルトだから借家住まいでは手に入れても使えないから手が出せなかった。

現在はホームセンターやネットで沢山の100ボルトのコンプレッサーが売ってますよね。

日本の工業規格では200ボルトが主流だ。


200ボルトは何故あるのかというと、一般貨物トラックの冷蔵車の為の電源だ。

普通の貨物トラックのリーファーはだいたい200ボルトで動いてるようですね。


冷蔵倉庫にリーファーバンを持って行ってコンセントを付けて台切りする場合、

400ボルトと200ボルトのコネクターが用意されている所もある。

200ボルトと400ボルトではコンセント・コネクターのサイズが全く違うので間違ってさす事は無いでしょう。


海上コンテナは1950年代からで、規格がグッと古いという事です。


友人から届いた電圧の規格についての補足説明
2017.6.23
電圧の下りは日本と北米は三相200V 、
ユーロ圏やその他は三相400Vが主流だから2種類あります。
現在は400Vに統一されつつあるのは承知の通りです。

普通リーファーバンは黒200Vと黄色400Vの二本の線があり、
仕向け地で使い分けできるようになっている。
200Vは北米の名残りだが、どこの国でも対応できるようにしてある。
ちなみに船やヤードでの供給は400vがほとんど。効率がよいからだ。

MGヘッドでリーファー専門やってた時でも200Vは数回しか使わなかったなー

バン詰めやデバン時にリーファーの電源落とすのは、
扉開けた状態で冷凍機回すと、扉から外の暖かい空気を吸い込んで
逆に室温が上がってしまうため。

ただし冷凍倉庫によっては規程が異なるので一概には言えない。

世界の電源電圧
http://www.mekatoro.net/digianaecatalog/orien-sougou/Book/orien-sougou-P1787.pdf



---------------------------------


某チャットにて
2017.6.22

  • 温度設定はヤードサイドで行います。なので、電源を繋ぐだけで温度はそれに成りますよ。

  • ドライバーとしては、その温度設定になっているのか、まず受付で確認し、アウトチェックで確認します。

スイッチ

  • MGは2つ種類があります。 旧型は、エンジンをかけて、アイドリング状態から運転状態になるように、スロットルレバー・チョークレバーを引き回転数を上げます。
  • スイッチタイプはただスイッチを入れるだけ。
  • 電源を入れると、まず、MGを確認します
  • 発電電圧が460ボルトくらいに上がるか確認します。 スロットルレバーやチョークを引くタイプだと、レバーを引かないとその電圧まで上がりません。
  • 必要な電圧まで上がると、2~3分後にリーファーのファンが動き出して、風が出てきます。
  • スイッチタイプの場合、2,3分しても風が出てこないことがあります。電圧が正常でも。
  • MGは回転してても、リーファーの室外機が作動しない場合はもう一度MGの電源を入れなおします。
  • 時間があれば、できれば、MGのオイル量を点検します
  • そして、燃料残量の確認が必要です。
  • 200リットルタンクだとしても、150Lくらいしか入らない。半分の70リットルだと多分、一晩動かし続けて翌日の昼くらいは大丈夫だと思う。

  • 大阪に行くようなら、勿論満タンにする。

  • ヤードでアウトチェックまで時間が掛かるようなら予め電源を入れてリーファーが作動するか確認しておくのもあり。駄目だったらコンテナをヤードに戻してシャーシを変えます。

予冷について

バン詰めで予冷指定があって、指定温度がマイナス20度以下なら、

夏場であれば少なくとも30分以前にスイッチを入れて、冷やし始めます。

現場ではスイッチオフ。 真夏なら1時間くらい前でもいいかもしれない。

結構強力なので、適当でも大丈夫なことが多いです。

リーファーの中で作業する時に室外機が動いていると、

中での作業に支障が出るほど風が出ます。

電源について

国内では通常200Vです。国際海上コンテナでは400ボルト。

ソケットのサイズがその二種類あって、まず差し間違えることはありません。

冷蔵倉庫などの電源では海コンが行くところはたいがい400ボルト。

一般のトラックが来るところでは200ボルトのソケットもあって、2種類差し口があることがあります。

一般の大型トラックが積載している発電機は基本的に200Vです。

規格として400Vだけど、必要な発電容量は450~60ボルト。

これは作動時の確認が必ず必要です。


あと一つ、注意しないといけないことはケーブルの取り回し。

右左折やUターン時にカプラーの部分などに巻き込まないように取り回しをしないといけない。

だいたい、そんなところかな

 ケーブル、ちょっと長めにつなごうかな(^o^;) 切っちゃうとヤバイし(^_^;)


長すぎると巻き込む危険性が増します

あ、コンテナを積んでMGが動かないって事があります

オイル量が足りないとかだと致命的。

燃料が足りてないのなら後で入れなおせばいいけど。

だから、MGシャーシを繋いだ時点で、MGが回るか確認しないといけない。

40FのMGシャーシであれば、多分エアホースのチャック近くにソケットがあります。

40Fの場合はかなり昔からそうみたい

20Fの場合はソケットの位置がいろいろあって、

MGからケーブルが延びている場合もあれば、

ネック上のMG本体の上や後ろや前や、色々あるので、

その場合ごとにずり落ちないようにするとか、取り回しが違います。

固定用にロープがMGにあるかもしれない。それは会社ごとに千差万別です。


MGシャーシの問題点、もう一個あった

ケーブルを繋いだまま返却し、テナーに吊ってもらう時に外すのを忘れてて、

引きちぎる事故が良くあります。

搬入でも返却でも、ヤードに入る時はケーブルを外したか確認しないといけない。

前の会社に居たとき、こういう説明をしてくれる人はだれもいなかったなw

そして電圧を上げることを知らない奴が大勢居て、配達に行って帰ってきたのに、

配車係に残量を聞かれて殆ど減ってないことが良くあった。

つまり、一晩中、冷風は全く出ていなかったという事。

スロットルレバー・チョークレバータイプの場合でレバーを引かなければ、

ずっとアイドリング状態で100ボルト未満くらいだったかな。

リーファーバンのリーファーが機能させないということですね。

マイナス30度とかじゃなくて、マイナス5度とか低温輸送10度指定とかだと

あまり問題にならなし、アイスクリームでもなければ大概発覚しない。

確実に商品は傷んでいただろうと思うけどねw


ラインのグループなんかでこういうのは教えてたけど、

逆に逆恨みされてたな。まあ、その話はこれにて終了です。

会社ごとに違うけど、燃料タンクに鍵をかけている場合は、

鍵の所在を確認しておく必要があります。

スイッチパネルが剝き出しなら問題ないけど、

蓋がついていいれば蓋に鍵が掛かってる場合もあります。

朝、ご飯を買いに行く前に、自分の会社のシャーシをついでに確認しておくといいでしょう。

40Fも見て回っておくといいと思います。

スイッチを入れてからリーファーのファンが回りだすまで、

遅い時は3分くらい掛かることがあります。気長に観察して、

ファンが作動するか確認してから無線報告を入れるといいですね。

あれだ、新人にスイッチ入れるだけとかしか教えない事が良くあるけど、まあ、だいたいそんなもんだ。

だからメンテナンスをしない。ドライバー全員がオイル量の点検をしないで、

MGの使用頻度の高い会社だったりするとオイルが減っていることに誰も気が付かない。

そしてある日突然動かなくなる。

MGによって確認するのが物凄く面倒な場合もあるから、

絶対にそれを確認しないといけないというようなものじゃないかな。

メンテ不良で動かない場合、ドライバーの責任にされるような会社だと、

やっぱり見る必要があるけどね。

MGの始動に使うバッテリーがないなんて事もあるので、

コンテナを積みに行く時、シャーシプールで作動確認することはやったほうがいいかもしれない。

さっきの頻繁に使ってる所為でオイルが減る場合と逆で、

滅多に使わない会社なら必須かな。

VC venchreation closed
通気孔 閉じる
 

予冷有り
1:ヤードから出荷する時点で既に予冷状態になっている。港の周囲のバンニング屋に持って行く。

2:翌日、遠くの倉庫などでバンニングする場合、作業開始までに指定温度に温度を下げる為にドライバーがMGを操作する。


IMG_2193

コンセントの付け根の例
電源のオンオフのレバーが付いている。