最終更新日2021.10.8
    夜中に目が覚めてスマホで時間を見る。
    Twitterの良いね通知を見てタップする。
    ログを暫く見てたら、「パーソナリティ障害」ツイートがあった。


    かんねこ(弁護士・社会福祉士)さんのツイート






    最近の発達障害の解説関係ではこのパーソナリティ障害や
    境界性パーソナリティ障害に関連する話題が増えています。
    私はまだ勉強が足りないので、話題には上げていませんでした。





    Amazon検索結果
    自己愛性パーソナリティ障害 本

    2021-10-08_04h36_46

    2021-10-08_04h37_30


    先日書いた記事でも、「防衛本能の強さ」という見方で
    このことを書いていました。
    また頻繁に書いてますが「俺が俺が俺が俺が」いう人達も
    この障害があるのだろうなと思ってみています。

    医療が絡む話題なので、どう書いていいかいうも悩みます。
    こういう自己中な人たちの対応に悩んでる人すべてが
    世に出ている本を読むことは出来ないし、
    医療を相手に受けさせる事も出来ない。

    弁護士さんのツイートでも触れていますが、
    夫婦間、恋人間のトラブルではこの問題が
    大きな要因である事が多いと私も思っており書いてきました。

    パーソナリティ障害と限ってみると分からない事もありますが、
    これが学習障害であったり注意欠損と多動性障害などの
    所見を合わせて考えてみれば、普通よりもわがままという
    レベルではなく障害なんだろうな判断しやすくなると思います。

    その弁護士さんへのリプライで反論的なツイートも見ましたが、
    人間は誰でも自分を守る行為を持っていて、
    ツイート内で箇条書きしているパーソナリティ障害の特徴は
    特段変わった事はないんだというモノがありました。
    それはそうなんだけど、発達障害と絡めて考えれば
    それが言うところの「普通」とは次元が違うものだと分かります。

    パーソナリティ障害の疑いがあると友人に言ったら
    逆切れされたという返信もありました。
    自己防衛本能が強いがゆえに、指摘を全否定するし
    激しい怒声を含む。
    これが落ち着いて反論してくるなら指摘が間違ってるかもしれない。
    ここで私が注目しているのは他人に対する強い攻撃性です。
    逆切れと書いてるので、おそらく攻撃性が強いという事でしょう。


    Youtube
    パーソナリティ障害 検索結果


    運送会社では特にこういう人物たちが多い。
    トラックドライバーが全部そういう人物という事ではない。
    こういう人達は怒声をすぐに発するとか、
    言動の自己中っぷりが非常に目立つ。
    だから多く感じてしまう。

    また発達障害といっても内向性が強い、自閉症傾向である
    ASDは比較的おとなしめでまだ付き合いやすい場合が多い感じがします。
    ただ、やっぱり「言葉が出てこない」から無口傾向だとか
    常に愛想笑いをしてて表面的には意思疎通が出来ていそうだけど
    肝心な話し合いとか揉め事の際に話が通じずに困る事がある。

    また、一見普通に見えるが小中学生のいじめっ子がそのまま加齢してしまった
    ようなタイプだと、常に誰かの悪口を言っていたりして注意などすれば
    激しい攻撃性をむき出しにする。
    僕は良い子なんですよというアピールの笑顔などが多く、
    誰かと常に話したがっている様子は社交性が高いと誤解されがちだ。
    いわゆる「私語」が多いタイプは職場では仕事に支障をきたす。
    その上で人間の和を断ち切るような事ばかり喋っているので
    組織内ではより大きな障害となりうる。

    経営者や上司が発達障害であると、同じ傾向の人間を好む。
    上司や経営者がコンプライアンスを無視してるとか
    法令違反に対して躊躇が無く、まずくないですかなどと言えば、
    パーソナリティ障害の特徴であげられてるような
    賞賛だけが欲しいだけで、自分の非を受け入れない
    ような事から機嫌を悪くして、反論が怒鳴り声となる。

    2021-10-08_03h36_46

    他人に対しては共感性の無さから、人を傷つける言葉や暴力に
    躊躇がないのに、自分が「傷ついた」という事には非常に敏感になる。
    そしてその「俺の気持ち」を分かって欲しいという情念が強い。

    不良少年たちが、他人に嫌がらせ(暴言、暴力)を好んで行う。
    「俺が強い事」を分からせる、「俺が恐ろしい事」を分からせる、
    この様な発言が多い。
    そして、いかに自分が可哀そうな人間であるのか、
    自分が何故周囲の人から愛されておらず、愛されるべきなのか
    自己憐憫が激しい。

    尾崎豊の「15の夜」で歌われているような心情だ。
    Youtube検索結果

    この歌で云えば、まず泥棒を行う。
    盗んだバイクで走り出す。
    そして暴走行為を行う。

    非常に迷惑な話で、人にさんざん迷惑を掛けておきながら
    自分を憐れんで慟哭する。

    この例は毎度しつこく私はテンプレート発言しているんだけど
    他にも女性ボーカルで「病んでる」でるあの人とか、
    どの人とか、読者の方も世代ごとに思い浮かぶ
    尾崎豊的なアーティストはいるのではないでしょか。
    名前を書くのは差し控えるけど、今年話題いなってアニメの映画の
    エンディングテーマの歌詞を聞いてて、ああ、この人もそうなんだろうな
    と思う人気アーティストの曲がありました。
    作品がそうだから当人がそうだとは限らないのだけど、
    どうも創作というより地なんじゃないかという疑念がぬぐい切れませんでした。
    先にも述べたように人間は誰でも自分を守る本能はある。
    子供から大人になったなら、人格の年輪の中心には子供の部分がある。
    だから、尾崎の歌にしても誰の歌にしても自己憐憫に溺れたい時は
    その歌詞に共感することは出来る。
    ただし、加齢とともに年輪が増えずに子供の部分がむき出しのままという人がいて
    そういう人が周囲との軋轢を作っていく。

    運送業界だと、そういう人ばかりの組織というのも出来上がってしまう。
    社長や上司がその傾向の人だと、その傾向の人を好み、
    正論を言って真面目に仕事をしている人を嫌う。
    例えば、チェーンを撒く練習を新人に教えてると、
    如何にそれが無駄な事であると横やりを入れてきたりする。
    燃費走行をしている人間を排斥しようとする、など。
    アルコールは控えましょうなどと当世当たり前の事を言ってる奴が嫌いだとか。
    そんな組織は当然無茶苦茶なんだけど、排斥されるのは普通の人になる。

    元不良だとか元暴走族という人が多いというのはこういう傾向になりやすい。
    これらの人がほんとに若気の至りでそうだったなら現在は更生してるということになるが
    「ちょい悪」では済まないような富貴の悪さを抱えている組織なら
    「障害」の有無を考えて対処する必要がある。

    一度モラルが緩みだすと、際限なくエスカレートして行く。
    やがてそれは警察沙汰の事件にまで発展していく。
    そして被害にあうのは一般的な人だ。

    会社組織の運営に問題を抱えている管理職の人は
    これらの点を十分に留意して頂きたいと思います。

    この様な人たちの所属している人なら早めに転職した方が良いでしょう。
    諫言とまではいかないちょっとした意見でも、彼らは腹を立てる。
    承認欲求が強い、賞賛だけを求めている人物なら些細な意見でも
    自分の人格否定と受け取る。そのような人とは話は通じない。
    一旦敵視を始めた相手には違法であれ何であれ、嫌がらせがエスカレートして行きます。
    傍目に見て「発狂している」というような言動になっていく。
    彼ら自身は理屈を構築して話してるつもりでも
    傍目に見て支離滅裂な事を言うし、時系列もひっくり返ってて
    その矛盾を解説しても「理解できない」。

    ただの社員ではこういう「話の通じない」人物たちに
    何を交渉するも助けの手を出す事も非常に難しい。
    障害のある人だという点を踏まえて、
    今後関わり続けていくのか、早めに転職するのか、
    考えた方がいいと思います。
    家族にそういう人が居る場合なら、何とか医学の力を借りた方がいいと思います。

    障害を持ってる人が苦しいという話は多く聞きます。
    その周囲の人で苦しい思いをしているという人の声はまだまだ少ない。
    誰かに障害があるなどと相談すると、反対に相談者が叩かれる事になる事が
    まだまだ多いと思います。
    運送会社で相談した相手が上司や経営者だとして、
    彼らが同じ障害を持っている人であれば、
    最初に書いたように自分の部下を賞賛しない事は
    自分を賞賛しない事と受け取る場合も多いし、
    自分の話をされていると誤解すれば、相談者を敵視する。

    逆に差別されたりする事にもなる。
    だからなかなか声を上げる人が少ないのが現状です。
    もっと発達障害やパーソナリティ障害、あるいは
    境界性パーソナリティ障害についての知識が広く伝わらないと
    厳しい環境に置かれる人の救いがないと思います。


    Youtubeでのおすすめチャンネル

    ・「ADHD先生黒井」チャンネル

    ・「懲役太郎」チャンネル

    ・「犯罪学教室のかなえ先生 V Criminologist」チャンネル

    ・「懲役先生 〜聴く、犯罪情報バラエティー番組~」チャンネル



    他人に対する攻撃性の弱い発達障害の人ならなんとか付き合っていけるけど、
    罵詈雑言が多く暴力的である発達障害の人というのはなかなか
    一般人では付き合っていくのが難しい。
    攻撃性が強い、癇癪持ちである、こういった人物との係わりは
    大変苦労が多い。

    普通の人でも発達障害でもドジっ子はいる。
    でも知的な問題だとか、人の話が分からないから発生する
    凡ミスというのが発達障害の人には多い。

    そんな人で比較的に直接的に対人関係でおとなしくても、
    自分のドジを人に当たり散らす場合がある。
    そういう人ほど非を認めないし謝らない。

    他の人がもっと大きなミスをすればいいのに!と思ってる所から
    評判を落とそうだとか些細な言い間違いも見逃さずに
    悪評を立てまくるとか、そういう間接的な攻撃性というのもある。

    TwitterやSNSなどでアンチやヘイトの発言が多い人が
    そのまま現実にそこにいるというのが運送業界ともいえる。
    事故や飲酒運転の啓発活動が上手く行かないというのは
    この障害の点をもう一を見直してプランを立てた方が良いでしょう。


    関連事項

    Google検索
    汎用性発達障害(PDD)