箱根の海コン(セミトレーラー)の落下事故のレポートを読んだ観想です。


トラクタ・コンテナセミトレーラの転落事故(神奈川県足柄下郡箱根町)の報告書.PDFのコピー
http://breezebrigade.blog.jp/archives/22879905.html

当該運転者のご冥福をお祈りいたします。



※ 箱根新道は2011年7月26日から恒久的に無料開放されている。

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私の分析

ブレーキシステムは熱変換装置である

E = mc2

ブレーキシステムは別の見方をすれば熱変換装置である。
排熱には限界がある。
運動エネルギーは熱に変換されて、加速度が落ちる。

同じ加速度でも質量が増すと、エネルギーは増大する。
平地で同じ速度で制動距離を計測すれば質量の重い方が伸びる。エネルギー量が大きい。
制動すれば熱が発生する。装置の限界を超えるとフェード現象が発生する。

ツーリング好き、地元の走りや、仕事や生活道路として走りなれてるベテランは知っているが
一般ドライバーは七曲の事をあまり知らない。第一カーブと第二カーブは急カーブである。



おそらく6個目のカーブまででブレーキは限界に達していたと私は想像する。
その後、ブレーキが甘くなり踏みっぱなしになるが現場までの直線で
速度が増して行ったと想像しています。
七曲は通過できています。という事は、七曲まではブレーキは焼きあがっていなかった。

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事故のレポートを読むと箱根新道の入口から現場まで
約10キロの急な勾配が続くと記してあるが、
徐々に焼きあがったのではなく七曲での使いすぎではないでしょうか。
私も4トン車で三島側に下る時にフェードの一歩手前まで使った事があります。

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4トン車で計測値、積載限界4140キロで4030キロでくだり
いつもどおり4~50キロで下りそうなりました。
下りでは30キロ以上出してはいけない、というのは周囲のドライバーと話した結論です。

大型以上なら25キロ以下で、場合によっては緑の回転ランプを点灯し
後続車の追突を防ぐ処置が必要でしょう。

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観想

出発 神戸 15:00
事故      2:57
所要時間 約12時間
高速道路使用なし
休憩時間 不明

コンテナグロスウェイト 19,360kg
トラクターヘッド 推定 6,800kg 前後
2軸20Fシャーシ 推定 3,500kg 前後
全体重量 推定29,660kg前後

3軸20Fシャーシだったら6250kg前後
28トン積みシャーシ 7600前後
40F 2軸 3600前後
40F 3軸 4650前後
40F兼用 5200前後
MGシャーシは発電機の分が上乗せ

25トン以上は高速道路は特別な認可が必要
30トン以上も一般道でも誘導車などが必要となる。
そのあたりは勉強不足でハッキリ書けない。


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この画像では2017.6.25 15:10出発とした。
国道163は通らずに適当に名阪国道経由にした。
出発地はポートアイランドの神戸MKタクシー本社前くらい。
六甲アイランドにするか迷ったがとりあえずそこで。

細かく設定すると時間が掛かるので大雑把な計算です。
距離は約493km
所要時間8:20~12時間 もちろん普通車で。

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ルート研究
2017.6.28
出発日2015.6.28 (日)
15:00 神戸出発

奈良県通過 生駒道路経由 国道163号
8 時間 20 分~12 時間 10 分(478 km)
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名阪国道経由 国道25号
8 時間 40 分~12 時間 40 分(489 km)
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出勤時間と出発時間、および通過地点の時間は参考値
雇用者の推測でしかないので、当てにして良いものかどうか




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テールライトはブレーキランプが点いている。
トラクターヘッドの後輪が異常に明るい。
発火してるかもしれない。一度肉眼でそういうのを見たことがある。
タイヤライト・コーナーランプは普通の電気配線では
キャブ背面のワークライトと連動させる。
この車両のキャブ背面が暗いのでワークライトは消えてるかのな。

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トレーラーのホイールはドライブレコーダーの搭載車のライトに照らされて光っている。

直後にカーブなのに追い越しをかけて行ったバカ運転手の大型と比較してみる。

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2つの車両を見比べるとトラクターヘッドの後部の光の強さが明らかに違う。

対抗の2トン車は異常に気が付いて速度を落としてるが、
この2トン車と大型が正面衝突していてもおかしくない。
 あと指摘を恐れて元のアップ主は消したんだと思うが、
重トレには誘導車が居ない。

新道七曲りを終えて、そこから加速して行ったと思われる。
もしかしたら後ろから来るのこのバカの大型に煽られてたかもしれない。
大型車はセミトレーラーより峠道でも速度を高く走れる。
経験が少ないとそこでムキになる。
実際に何が起こってたかは分からないので推測は尽きない。
そうだと決め付けることは出来ないが、ブレーキが焼けたのは事実だ。

ここでもう一つ疑問が浮かぶ。
報告書には、トレーラーのブレーキは焼けていなかったとある。
この写真を見ても分るとおり、トレーラーのホイール付近には異常を感じない。
トレーラーブレーキを引いていなかった可能性が高い。

とっさの場合、トレーラーブレーキを使うという事を意識できなかった可能性が高い。
当該ドライバーの牽引車の経験は2,3年と思われる。
脚巻き3年というが、トレーラーブレーキの使用に関してはそれ以上の経験や教育が必要だと思われる。

大型トレーラーの逸脱は悪質な煽りが原因、危険運転罪で起訴

この事件でシャーシのブレーキだけをかけてスライドさせた結果、
対向車線の軽自動車にシャーシ(トレーラー)が激突し運転手を死亡させた。
トレーラーブレーキはマキシブレーキである為、中途半端に掛けるのが難しい。
よって、制御が難しい。

私はベテランのドライバーの某氏にダイレクトメッセージでトレーラーブレーキの使い方を享受されました。
ほか2名の方もその件を教えてくれました。
長い下り坂などで、実入りコンテナの場合においてトレーラーブレーキをかけてもロックしにくい。
償却ドライバーの場合はトラクターヘッドの損耗を遅らせるために、積極的にトレーラーブレーキで制動を掛ける。
そうすると、借りてるシャーシのブレーキシューとライニングは減るがヘッドのそれらは減るのが軽減される。
タイヤについても同様である。
またそれは同時に後ろの方の制動が強い為にジャックナイフの危険性を減らす。
ただし、あまり速度を高くしていたのでは危険性が高い。

長野県付近のまな板シャーシで鉄板や鉄工を運ぶような業者では、
長い下り坂で一度速度を殺して停止かそれに近い速度まで落として低速ギアの惰性で
加速し時速25キロ付近まで上げたらまた速度を落とすというような走り方をする場合があるそうです。

こうした予備知識を備え、適当にトレーラーブレーキを使用しながら長い下り坂を
総重量30トンを越えるような状態で走行するだけの経験を繰り返し、
技術者になるには教育や経験が必要になる。

適時、ABSケーブルを接続し排気ブレーキとリターダーの使い分けや不使用を選択するまでには
それなりの期間が要する。3年程度で何も修練していないのであればまだまだヒヨッコという指摘であります。
私自身はまだまだ修練が足りないと感じます。
ちなみにABSを繋いでいると、トレーラーがトラクタを押すようなタイミングで排気ブレーキとリターダを無効にします。
その為、制動距離が長くなる恐れが有ります。基本的に補助ブレーキに頼らない技量があって、
高い速度を維持していないのであれば、ABSによる補助ブレーキ解除で困ることはありません。
しかし、馬鹿みたいにぶっ飛ばして車間距離も空けず走るのが上手な人だと思いこんでる人なら、
ABSケーブルは接続しない方が良い。
海コン以外では多くの種類のセミトレーラーで、普通はABSケーブルは接続されています。

台風や冬季の雨で中長距離を移動する場合、ABSケーブルは接続していた方が良いと思います。
平成の中ほど以降のシャーシではABS対応が多いはずです。

具体的なトレーラーブレーキの掛け方

フェリーのトレーラーでは一般的だという話ですが、
チョンチョン、トントンとレバーを引く、叩く、というような感じだそうです。
掛けっぱなしにはしない。

一般手にはエアブレーキではポンピングブレーキはしないというのがあります。
ただ、私は時々それをします。ブレーキをかける時間を考えて、
熱を放熱する時間を作る、目標速度の30キロ以下をキープする為に、
徐々に落としていく、というのが良いのかなと考えています。
あくまでも個人的なやり方ですけど。

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頻繁に大阪神戸に行ってた人達と話してみた。


この15時出発で現場まで12時間というのは相当な平均速度という印象だ。
休憩の有無だけど、長く休んでいたらそれは無理だろうという観想。
トイレ休憩くらいはしていたかもしれない。
なにせ、重い。

普通、東京横浜のドライバーが関西に行く場合、
西名阪自動車道と阪神高速は使う。帰り道でも。
大阪神戸の人にとってはさほど苦が無いのかもしれないが、
関東勢は慣れていないので大阪府域は必ずと言っていいほど使う。
仮にその区間を乗っていたとしても、
日曜の午後に出発したんだったから高い速度域のペースだと想像する。
元々かっ飛ばして走るドライバーだったような姿が見える。

若い時に全く車の運転をしていない、峠が嫌いだった、タイプのおじさん、
ADHDのドライバーはドライバーはトラックを早く走らせるのが
運転が上手だといって曲げない人が多い。
プロは早く走らせられるという思い込みで、急加速急発進だし、
カーブでの速度の高さに拘る。

トラックはギア比が低い。低速トルク方のエンジンだ。
そういう事も分らないでとにかく普通車より早く走ろうとする。

抜けの良いマフラーにして低速トルクの薄くなった
スポーティーカーのようにブンブン空ぶかしして発進するのが
いかにも上手そうということで、表面的にそんな事をやるんだがそれ以前に
峠に通っていたとかドリフトをやってたという履歴はないとかね。

経験が長くなって気が付けばいいけど、そういう人は逆に少ない。
会社の車だという意識も乏しい人が多い。

仕事の出来るドライバー、それは区間移動が早いことである、
そういった人も非常に、非常に多い。
セルフコントロールが出来ずに出勤時間か定まらない。
遅刻してくるからカッ飛ばす。
以上に速度を出すから疲れる。
荷扱いがそれで居て雑。
帰庫すると疲れているので、何もしない。
洗車、整備、日報、伝票整理、掃除、何もしない。
それをするにして長い一服のあと。
仕事が終わっても会社や人の悪口を言うで2~3時間延々とだべっている。
「俺は大変な仕事してきたんだぞ!」
そういう事を言う奴はだいたい99%自分で自分の仕事を増やして無駄に「大変」にしている。
他の人も同じようなことをやってることが認識できない。
お互いに自分の仕事が大変だったという話をしてるのに
話が一方通行、つまり人の話を聞いていないので同じ話がループしている。
そして幾ら分ったといっても、どう分っているのか認識できないで
更に同じ話をループさせる。盛り上がれるのは他人の愚痴。
不良中学生レベルの話が何時までもつつく。
そして配送センターなり車庫を閉める時間が遅くなり他の人にも迷惑をかける。
帰宅時間が遅れて翌日も遅刻。

その全部だったり、複数をやってるトラックのうんちゃんが凄く多いんだ。
プロだ、経験何年だ、何歳だ、家族が何人だ、といって自分を認めろと云うんだが
その人がまともなドライバーであるのかという事とは全くの別問題である。


相対的に下位者を設定する事で、自分が努力せず上に上がれる。
その為に他人の失敗が無いかと嗅ぎ廻り、
無ければ作成して根拠の無い誹謗中傷を繰り返す
憎悪生産悪口マシーンみたいな輩が多いんだ。
他人を貶めても自分の価値は上がらない。更に下がる。
精神的な障害があるということを自他共に認識して貰いたい。
それが運送業界では多いのだ。


上手な運転


上手な運転とは即ち、交通の流れに上手くのれて、荷物の状態を安全に保つことだ。
それは安全運転の知識と慣性コントロールだ。

慣性コントロールに関して言えば、それが駄目なら荷崩れを起こす。
酷い場合は車両が横転する。
大型牽引車の場合、2つの車両の慣性モーメントをコントロールする必要がある。
ブレーキは2つの車のそれぞれのブレーキを使うという意識が必要だ。

大型牽引車でABSケーブルを繋いでいる場合、後ろの車両が前の車を押すような情況では
排気ブレーキとリターダーの働きをカットする。
補助ブレーキは作動しないので結局、高い速度を維持して走るのは危険だ。

その昔、私(4トン)と友人(大型牽引)は排気ブレーキを「下手くそブレーキ」と称して、
必要な時しかオンにしなかった。
常時入れっぱなしにしてるのは下手くそ。
燃費が下がり、バンが汚れる(特に観音扉)。牽引ではジャックナイフの危険性が増した。

だから必要な時しか使わなかった。
時代は経って排ガスは綺麗になり排気ブレーキの威力は落ちた。
大型の場合はだいたいリターダーがセットになる。
その昔とは状況が違うので一概には言えないものの昔よりは弊害は少ない。
ATSなどの補機類も発達している。

その昔で言えば大型も4トンも機械の性能一杯に飛ばしてた。
そして大型車には速度の抑制装置が付くようになる。
次に4トンが盛大な事故を起こす時代になる。
そして免許制度はどんどん改正されて行く。
自制の効かない馬鹿な先輩達のせいで法は厳しくなる一方だ。

本来排気ブレーキやリターダーは高い制動力を発揮する為にあるのでは無い。
安全な輸送を担保する為だ。
現在だと補助ブレーキを常時オンにしているドライバーに
飛ばし過ぎているドライバーが多い。

リアル知り合いに何を言っても「拘束時間が長過ぎる」
「速さが尊い」などと言って全く話に耳を貸さない。
無茶な運転をする為の補助装置ではない。
腕があるという錯覚を起こしているが、
自家用車でどんな経験があるか?ないだろ。
機械の性能に踊らされ、周囲の人の温情に支えられ
避けられてる結果、あなたが事故を起こしてないだけだ。
上手なのは周囲の人なんだ。

補助ブレーキを利用して乱暴な運転をして入れば、
高い速度域からの減速や急制動は車両全体に与えるダメージが多くなり維持費がかさむ。
そして商材にも悪影響をきたす。
ストレスが強まれば疲れるし休憩時間が長くなる。

会社の上長にも責任が絡む問題もあって一切合切ドライバーが
悪いとも言い切れない部分は確かにあるんですけどね。

私が何故こういった話をするかといえば、20代始めから
車両持ち込みのバイク便ライダーを7年ちょっとやったからだ。
個人事業主として車両を維持管理し納税申告をしていた。
後輩の面倒もみた。だから、運送会社の経営者に視点が近い。
コストがかさみ口先だけの社員は人罪だ、要らない。リストラ対象になる。
だから大切にされるはずがない。
気が付いて心を入れ替えれば良いのだけどそんな事はしない。
しかし、経営者が同類の人間だと、そんな人罪だらけの会社になって行く。
昔、悪だった、暴走族だったなんて武勇伝を言い出すよう社員が多い会社では
見込みが無いから辞めた方が良い。
交通社会にデビューした時から、協調性が無く自分勝手に迷惑を掛け捲っていた
大バカヤロウだ。

年齢が増しても精神的に幼児な人達である。
著しくスタートラインが低次元な所から出発している。
当然、目標も相当低いし現状のレベルも低い。
その低いレベルの人間にしてみれば会社に所属してるだけでも
精一杯の最高のレベルに達してるんだから、それ以上の事を求めるのが間違い。
本当にヤバイレベルの暴走族だったのなら893に絡まれて
ショッパイ思いをしていて、口にはしない。
そんな武勇伝をひけらかしてるのは大概偽者か構成員の中でも下っ端だろう。

今後ますます、自動車に関心の無い人が運送業界では増えていく。
俺は良い年齢のおじさんで子供が何人いるから認めろ!と言われてもだ
経験と知識の無い人には勉強してもらわないと困る。

20年来見てきてるけど、ADHDなどの障害を持つ人は
安全講習や安全会議と 云った場所で落ち着いて人の話を聞いていられない。
多動性障害のある人が目立つ。
そうでなくても、人の話が耳に入ってこないでその場に居るのが苦痛な人が多く見受けられる。


従来、大型の車に乗るためには経験を問われた。

大概は免許を持っていても経験の無い人間に大型車は乗せなかった。

今は違う。海コンだとその傾向は強い。
ど素人で自家用車やバイクですらあまり走ってないし、
前職で運送経験が無いかあまり無くても雇用されてしまう。
21歳でも22歳でも、高校もろくに出ていないのでも前社では雇っていた。
人には色んな事情があって安易に学歴で測れない部分はあるんだけど、
ほんと頭が悪くて堪忍してほしいのが大勢いる。

嫌がらせで大小の排泄物を車にかけるとかパンクさせるとか異常な奴が多い。
仲間外れにしてやる!とか小学生みたいな事をやってるがタイマンじゃ喧嘩できない。
また、前科がありますとかね。
若い時からこんな環境で影響されるのがコミュ障のドライバーの言葉。
将来が本当にヤバい。
そういう非常識な人間が先輩や上司、経営者になって
新人にとって障害になって行く。
私はだいぶ苦しめられたけど、今後もこの状況は変わらない。
どんなバカが相手でも先輩なら途中までは
言う事を聞かないと行けないのが日本の文化だ。
車好きやバイク好きが減ってるから、
言い返せる人が少ないだろう。
将来的な展望は暗い。

此処までの読んできてる様な人なら学歴が無かろうが、
職務経験が無かろうが、おそらく学び覚えて行く人だろう。
自家用車でマニュアルが無いとしても、仕事の範囲内で覚えて行けば良い。

2トン社を多く保有する会社では教育活動が多い。
しかし、大型車は多くの場合で個人事業主に毛の生えた規模や
零細企業が多くて教育活動は殆ど無い。
今までの会社でやってきた筈だ、
車好きだから知ってる筈だ、

という感じで名目だけやったことにする。
やったとしても個々人の理解度は審査しない。

個人的に指導したとしても、よく逆切れされる。
教えられるという事に耐え難い屈辱を感じているコミュ障が非常に多い。


このレポートの中にあるように、教育活動は重要だと思う。
しかし、現場の一人のドライバーの率直な感想としては中々厳しいと思う。
まずは法を厳しくして運送会社に対する罰則を厳しくしないと
なかなか零細企業の経営者は動かないのじゃないかな、と思います。

こういう風に書いてきてると、差別や偏見を私が多く持っていると思う人も多いだろう。
しかしながら、そういう観想と云うのは私の近くの人も同様に抱えている。
「運転手はとにかく馬鹿が多い」というのが周囲の他の人の意見の要約だ。
私はもう少し観察して言っているに過ぎない。
みんな人間として平等にあるべきだ、それはそうなんだけど、
実際問題、能力は平等ではない。
音楽の才能でも、運動の才能でも、学校の成績でも、
人間は不平等に生まれ付いてくる。
それを無視して平等だとしようとするから矛盾と軋轢が生まれる。
それについて、私は問題提示しています。 

少なくとも、これを読んで何かを感じたならば、
なんの経験が今足りないとしても 今後自分で努力し勉強していけば
誰かに侮られる不安というものを払拭していけると申し上げたい。


追記

ミッションとブレーキ


ミッションには大雑把に言って
マニュアルトランスファー、CVTオートマチック、
機械式オートマチックがある。

私はAT車は乗り慣れて居ないのでレンタカーや乗用車を借りたりすると
速度をコントロール出来ずにブレーキを多用してしまう。

通常カーブの入り口迄に減速行動は終わらせて、
カーブを走行中はアクセルをパーシャルにする
(一定開度、弱加速気味かオフ)。
シフトダウンしてギアの位置を適正な段数にする。
クリッピングポイントを越えてからアクセルを開ける(踏む)。
牽引車の場合はクリッピングポイントを越えて、
更に車両姿勢が前車と後車が一直線近くになってからアクセルを強く踏む。

カーブの最中にブレーキを踏めば、
ベクトルを考えれば直ぐに分かるがカーブの外側に車体が向かっていく。
強引にこじれば横転する。

シフトチェンジを行なっても似た様な状況に陥る。
トラクションが抜け、そうなる。

よってカーブの入り口迄にギアの変則を終えて、
ブレーキ操作を止めて、アクセル開度は一定開度にする。

私はこのコントロールがATでは苦手で、というか慣れて居ない。
特にCVTの場合では顕著でブレーキを踏む事で
カーブの中での速度コントロールをしてしまう。

この様な事は大型のドライバーで、若い時に自分の趣味で
車やバイクに投資しなかった者にも多く見られる。
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この事故の場合はクオンの様だけど、クオンでマニュアル車は滅多にない。
クオンのオートマチック:ESCOT-5は優秀で1番良いと評判が高い。
ギアのセレクトがマニュアル車の運転感覚でアップダウンする。

反面、腕の無い運ちゃんでもそこそこ走れてしまう。
そういう人たちはカーブ内でブレーキを甘く踏んで居るかもしれない。
特に大型の運ちゃんで多いのは、補助ブレーキを入れっぱなしにして
走ってる輩が非常に多い。大型なら問題が少ない。
燃費は悪くなるがブレーキシューやライニングの減りは遅くなる。
経費的に言ってどっちがお得なのかは経営者の判断です。

セミトレーラーの場合は、排気ブレーキとリターダを常時オンにするのは
ジャックナイフ事故の要因になる。
補助装置の発達とATが一般的になってきて、入れっぱなしの人は実際に多い。

仲間内ではこうした連続するカーブでオートマチックだった場合は、
マニュアルモードに切り替えてギアの段数を落としてブレーキへの負担えお減らす。

「走り屋」だった人は此処までの事をクドクド話さなくても直ぐに察する。
素人ドライバーほど反発する。
「昔走り屋だったベテラン運転手は上手い、速い」
そういう先入観を抱き、一刻もはやく人に認められようと
無茶な運転を繰り返す、ど素人運ちゃんは多い。
過去に実績ないんだからまず基本を覚えろと言ってる。
でもダメなんだな。
どんな仕事でも出来る人はどんどん早くなる。
だから若いうちはとにかく早くやろうとして失敗し捲くる。
基本が出来ていないうちから早さだけを追いかけるからそうなる。
実力が上がった結果が早いのと、早いことを目標とした結果は違うものになる。

 走り屋で運転が上手いというのは一定レベルの技術習得をした人達である。
こういったクラッチ操作やシフトチェンジでアクセルで曲がっていく感覚を養った人達。
彼らがいすゞのギガを運転したってミッションを破壊することはない。
基本が出来てるからです。



運転姿勢

オートマチックにしてもマニュアルにしてもまず運転姿勢からだ。
気を付けを立ってする時に背筋を伸ばす様な姿勢くらいに
背もたれを起こす。
シートは前よりにしクラッチペダル、ブレーキペダルとアクセルペダルを
しっかり踏み込めるようにする。

特にクラッチペダルは床まで踏めるくらいでないとダメだ。
クラッチの磨耗を早めミッションを破壊する。
寝っ転がってる様な姿勢ではABCペダルは完全に操作できない。
足を組めるくらいハンドル下に空間の余裕があるのも、シートが背後過ぎる証拠だ。
背もたれに背が付いていないのもダメだ。

運転姿勢が悪いと、足をフットレストに置けない。
常にペダルに足がかかっている人はよくいる。
常に前進しながら半クラッチになって居て磨耗が異常に早い。
シートの前端にチョコっと乗ってる人で、シートベルトは
ゆるゆるアダプター付きとなれば急な挙動で踏ん張りが利かず、
誤操作して事故を起こすこともありうる。

ドライバーは腰を痛める人が多い。

重量物を手積み手下ろしする時に膝を使って腰を曲げないで
品物を持つという基本が出来ていない場合もあるが、
海コンドライバーのように運転しかしないようなドライバーでも腰を痛める。
20世紀では車両の振動や突き上げという事もあった。
現在、機器の性能は上がった。それでも腰を痛める場合に考えられるのは、
シートを後ろに倒し寝そべったような格好で運転したり無理な姿勢で
ハンドルに脚を上げてる所為で腰を痛めることが考えられる。
背筋と腹筋のバランスが崩れてぎっくり腰をやる。
繰り返してるうちにヘルニアになる。
予防策として、正しい運転姿勢をとることが必要だ。


ブレーキ時にクラッチを踏む

シートを倒し普段は後ろに仰け反る様に、またはシートの前端にちょこんと
乗ってる人に多い事は、ブレーキをかける際にクラッチペダルを一緒に踏む事だ。
ブレーキの時に背がシートについていないと踏んだれない。
この時にハンドルにしがみつくかシートに背が付くようにし、
体が突っ張ってしまう。
別の要因ではマニュアル車に乗った事がなく、
エンジンブレーキが分かってないという事もある。

ブレーキ時にクラッチペダルを踏んでしまうとエンジンブレーキが効かない。
そしてせっかく常時、排気ブレーキやリターダのスイッチを入れっぱなしにしてても
それが作動しない

結果、ブレーキの制動はブレーキ装置だけが頼みとなる。
ブレーキシューとライニングの磨耗が異常に早くなる。
加熱しやすくなる。
慣性モーメントのコントロールはハンドル頼み。
ロデオドライブで本人は疲れるだろうから凄く大変なんだという主張は、
確かにその通りだ。無駄な事を異常にやって危険を感じ高いストレスの負荷がかかる。
一生懸命やって疲れてるんだからと、当人はそれが運転がうまい事だと言い張る。
そしてやるべき事はやらない。

こういう人は10人以上見て来た。


1人で運航を始めた途端、シフトレバーのエクステンションを
取り付けるバカが多いわけだが、クラッチが踏み切れておらず
半クラッチ状態でもシフトレバーが長いとテコの原理で
無理やりコジ入れる事が可能になる。
シフトのセレクトレバーを痛めてドッグの溝がナメて行く。
そして、二速や三速に入れてもヌケる。
また、シンクロナイザーを理解せず回転数があっていないのに
シフトチェンジしようとすれば、ギギッガガッと鳴らしてしまう。
特にバックと前進を切り替えている時にやってしまいがちだ。

走り屋だっていうならさ、手首のスナップだけでシフトチェンジした方が良い。
シフトレバーのエクステンションなんてチンドン屋暴走族の段付きシート、
意味の無い飾りのロケットカウル、ベニヤ板フェンダーの類のものだ。

そういう事でオートマチック車は経営者にとっては
修理代金を減らすので初期投資が高くなっても有利なのだ。
昔に比べて単純に車の操作が分かっている人間は減る一方だ。

同乗者が車酔いをしない運転が良い運転だ。
前後、左右、上下のモーメントを制御出来ていれば
人にも荷物にも優しい。
慣性モーメントのコントロールである。
同乗者悲鳴をあげる様な危険な運転レベルでは
才能が無い、性分が向いてないから
職業ドライバーは諦めてほしいものです。

1人で運航を始めても一人前になるまでは長い時間がかかる。

シフトのエクステンション、
ハンドルカバー、
カーテンかけ走行、


カッコだけイッチョマエになって満足して欲しくは無いものです。

ファミリーカーより速く走れるなんて見せて貰わなくても結構です。
技術云々を威張り散らしたいのなら、上を見て挑戦しろ。
自分でスポーティカーを買うとかバイクを買い、
然るべき場所で然るべき人達と競い合いなさい。
俺らみたく毎週深夜に沼津から石廊崎まで行ってれば上手くなるかもよ?
下位者を設定して安心したいってのはコミュ障の顕著な特徴なんだ。
高い速度で走れるなんて自慢をしているうちは鼻ったれ小僧という事だ。

こんな事を言ってて逆ギレしたコミュ障が
「糞真面目野郎が!」って怒鳴ってきた事があった。

仕事は真面目にやれ、不良中学生ドライバー



IMG_1512

峠越えは3軸シャーシが排熱的に有利

通行制限と認可の話はまた今度。 

※ 箱根新道は2011年7月26日から恒久的に無料開放されている。
それ以前は大型車では通行する車は限られていた。
そもそも国道246 以外を通るという発想は少なかった。
関東のドライバーで箱根新道をルートに選ぶというのは、
それだけであまり経験が無いのかな?という印象も合わせて感じてしまう。
神奈川県民としては国道20号 大垂水峠 も同様の事を感じてしまう。 


2017.6.29
名阪国道 トレーラー横転事故

大型トレーラー中央分離帯破壊し反対車線で横転 運転手死亡 三重・名阪国道

当該運転者のご冥福をお祈りいたします。



標高340mからの下りこみでブレーキがフェードした可能性がある。

質量の大きい車の制動では熱の発生が大きくなりブレーキがフェードする。
そうしないためには低速走行しなければならない。

先導車と後方警戒車をつけて回転灯をつける。
会社がそれを手配しないなら、自分で回転灯を買って点灯するくらいでも良い。
なお、通行認可をとらずにそうして走ってる場合は法に罰せられる。

この事故の原因は現在不明です。
  • 居眠り
  • フェード
  • オルタネーターなどの電装系故障からのブレーキ故障
  • サスペンションが折れた
  • パンク
  • ブレーキシューの破損によりドラムブレーキがロック
などなど原因は考えられる。
ぱっと見、カーブの手前でカードレールをなぎ倒しています。
この手の車は普通は左車線を走行しているはずなので、
フェード以外の原因も考えられます。
フェードとは特定できないが、そういう危険予知をしておいて良いでしょう。 

対向車を巻き込まなかったのが不幸中の幸いでしょうか。