世界の終わり

グラスは結露で真っ白になっている。
指で撫でその曇りをなぞると釣り竿をもった七福神が笑っていた。
一口含んでグラスをカウンターに置いてゆらゆらと登ってくる気泡を眺める。

カウンターの中ではバーテンが3つ隣のお客さんと話をしている。
一年を通して彼は何時も日に焼けている。年は30代半ばではあるが、
毎朝海に出ている所為か、しわが深く刻まれてもう少し年上に見える。

僕はうつに成り失職し既に半年ほど家に居る。
幸いなことにいくばかりかの蓄えがあった。
それを切り崩しながら生活している。
うちにばかりいてはだめだろう。
だからこの頃はよくこのバーまで来てビールを飲んでいる。

家をでて、海岸まで歩き遊歩道を暫く歩く。
鳥居が見えてきたら通りを曲がり山側へいて行く。
段かずらの通りの途中から一本裏の通りにあるここまで来る。
なかなか良い運動に成っていると思う。
お店に付く頃には酷く喉が渇いている。

翌日に焼けたバーテンが視線を僕のグラスに目をやる。
僕はそれを見てグラスの残りを一口に飲み干す。
それが勘定の合図だ。
ジーンズの後ろから数学の教科書の図にあるような四角と線で構成されたように
綺麗に折畳まれたお札を二枚取り出す。
僕がその紙幣を広げる頃には、彼は既に硬貨を銀のトレイに乗せ終わっている。

ご馳走さま、ありがとうございました。
頬の毛細血管に血が差して喉は適度に湿っている。
エレベーターのドアが開き、最下部のボタンを押す。
手を入れたままポケット中の硬貨の数を数える。 
繰り返す単調な作業に意識は薄れていく。

そして底なしの虚構へと、世界は堕ちていく。



ソフトボイルド・ワンダーユーロ



タダぶつかり捲くってるだけの動画になってしまった(;´゚д゚`;)
もう前半の作文で全パワーの殆どは失ってたんだよ、信じてくれよ~ 
(もともと上手くないですがねw;)

20170317203835_1

20170317205042_1

ローダウンサス
多分730馬力
6段ミッション
リターダーなどカット
タイヤはノーマル
サスの固さ、ノーマル

サスペンションをカチカチにすれば良かったかな?
運転の難しいじゃじゃ馬でした、、、、
シャーシは長い方が良いね、、、、 

そういやローダウンサスは乗りずらいんだったな。

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そのタイトルを聞いた時、私は遂に悪い予告が出てしまったと思った。
MMORPGでPKされてしまう。
それ以外に何が考えられるんだ?
私はヲタクなんだぜ?

しかしつくづく思うんだ。
何で俺は村上春樹の小説の主人公として生まれてこなかったんだろうかと。
出来れば何もせずに一日小説を読み、ビールを飲んで過ごしたい。
才能があってそこそこ稼いで優雅に暮らす。
それがよりにもよって何で拘束時間の長い海コンのドライバーなんてやっているのか。
あ、才能が無いから駄目なんだな。

じゃあ村上龍の小説の主人公ならどうだろう。
それなりにビジネスに成功するくらいは頑張らないといけない。
無理だな。
或いは凄い右翼運動家だろうか。
ん?もしかしてそれなら今からでも慣れるんじゃないか?

やっぱり、日本弐位党を設立しないと駄目か、、、、
めんどうくせぇな。。。。。。。





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今日も前回に続き一押し
購入してエンドレスに聞いていますよ。
動画のキャプしてるときもこれだったw;



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Uru フリージア EP

Uru
2017-02-15







パロディの元ネタはこちら







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